2016/1/5付公開書簡の反論に過分にも反応してもらいました。公開書簡サイトの閉鎖をお願い申し上げます。

スイッチサイエンス社の社長釜本さまの誠実な人柄ゆえなのでしょうね。TWITTERでもたくさんつぶやいてもらいました。ありがとうございます。

さて、「偽Arduino「疑惑」問題について追記。1年半後に反論してもらえると思わなかったよ!」とのツィートがありましたが、まさにそこが問題なのです。

誤解してもらいたくないのですが、スイッチサイエンス社にも社長釜本さまにも、今後ますますのご発展を祈念するもので、恨みとそんなものは全くありません。反論もできればしたくなかったのです。しかしながら、私を一方的に「偽アルディーノ業者」と決めつける公開書簡には、非常に迷惑しております。即刻にサイトを閉鎖するようここにはっきりとお願いもうしあげます。

いまでもわからないのは、配達証明書で送付された警告文が、何を目的としていたかなのです。警告文を読む限り、そのほとんどが達成されていた、つまり「 当該商品ページがこう変わった。USBケーブルでロゴを隠している。」というようにロゴのある写真をすでに掲載していない。そもそも警告文にも書かれているとおり「Arduino UNO R3 完全互換 MEGA328P ボード+専用USBコード セット」を販売していたわけですから、「これまでに正規のArduino製品と信じて購入した一般顧客」は一人もおらず、損害を訴えた人もいないわけです。つまり、釜本様が「損害を回復するよう、強く申し入れ」ることなど元々必要なかったわけです。

そういう状態であるにも関わらず、「偽Arduino業者への公開書簡」として私宛のものがインターネット上に公開され続けていた。これは、明らかに意味のないことですので、公開書簡サイトの閉鎖をお願いしているわけです。

実は、お願いするまでもなく、いつかはなくなるだろうと思っていました。なぜなら、この公開書簡は、スイッチサイエンス社にも社長釜本さまにもあまり益を与えるようなものではなかったからです。むしろ、害があるといった方がよいでしょう。そういった公開書簡をいつまでも晒しておくことなどあり得ないとおもっていたのです。

私から見ても、スイッチサイエンス社も社長釜本さまにも、今後ますますのご発展が見込まれます。上場の話もでてくるでしょうし、スティーブ・ジョブスも抜く大経営者になることも決して夢ではありません。そこにこの公開書簡は、あまり絵にはならない、むしろ醜悪な一文になるおそれがあると言えるでしょう。また、この公開書簡のサイトを読む限り、私を「偽アルディーノ業者」と呼ぶには無理があります。名誉棄損になるなどは思ってもいなかったのでしょうが、再考を勧めます。私としても、非常に迷惑していることをお伝えします。

また、今後も発展をしてゆくべきスイッチサイエンス社が、「偽アルディーノ業者」相手に論理が破綻している文書をインターネット上に曝し続けているというのは、絵にはなりません。 今現在は違っていても、将来この文書を精査するのは、公認会計士や弁護士などの方々です。そういった専門家にこの文書はどう映るか、そこのところをよく考えてください。

翻って、私にとってこの公開文書はどうなのかというと、どちらかといえば釜本さまほどの痛手にはならないと思います。ここのところは深くは語りませんが、聡明な釜本様なら十分に理解してくれることでしょう。

もう一度いいますが、反論はしたくない。するつもりもなかった。これからもするつもりはない。そして、意味のない公開書簡は即刻閉鎖しましょう。これは双方の為なのです。

例えば、現在の公開書簡サイトの運営についてですが、公開書簡のサイトで「上記のリンクのうち、web.archive.orgへのリンクが切れている可能性があります。 現在の商品ページはこれです。」の部分は、「その後」に持っていくべきでしょう。でなければ、公開書簡が任意に訂正できるということになります。

同じように「偽Arduino業者への公開書簡/(改行)1.2014年7月下旬、 こういう偽Arduinoが売られていた。」の部分が「2014年7月下旬、 こういう偽Arduinoが売られていた。商品名は「Arduino完全互換…」となっていて、グレーだけど必ずしも商標権侵害ではない。商品写真に写った製品には、Arduinoロゴが表示されているが、これは本物のArduinoではない。この写真を商品として掲載していること、またこの購入するとこの見た目の商品が届くのであればそのことが、商標権の侵害です。」と大幅に改変されていましたが、これも「その後」にもっていくべきものでしょう。

また、先ほどは論点がずれるのではと言及しませんでしたが、「偽Arduino「疑惑」問題について追記。1年半後に反論してもらえると思わなかったよ!」とのツィートですが、この問題に「疑惑」がいつの間にかつくようになっていましたね。「疑惑」の段階で「偽Arduino業者への公開書簡」が晒されたということになるのでしょうか。先ほどの改変された「グレーだけど必ずしも商標権侵害ではない」と一歩下がったような表現とともに、慎重な言葉遣いを要求したいところです。

後だしジャンケンではありませんが、こういう改変、加筆や追加が続きますと、ますますサイト並びに釜本様の信頼性は失われていくのではないでしょうか。

「その後」を追加してまで、言いたいことがあるのは分ります。しかし、警告書よりも長くなるのはこのサイト「偽アルディーノ業者への公開書簡」の価値をさらに下げてしまうことになるのではないでしょうか。多くを語れば、多くの突っ込みを相手に与えることにもなります。そして、何よりも大事なのは、公開書簡を観る方々がどのような感想を持つかなのです。日本人の心証としては、後だしじゃんけんをしたり、多くを語る人はあまり好まれないように思います。そのようにしてまで公開書簡を延命する必要はないと思いますがいかがでしょう。

私としても、一方的に「偽アルディーノ業者」と決めつける公開書簡には、非常に迷惑しておりますので、即刻にサイトを閉鎖するよう改めてお願いもうしあげます。

“2016/1/5付公開書簡の反論に過分にも反応してもらいました。公開書簡サイトの閉鎖をお願い申し上げます。” への2件の返信

  1. 結局、販売されている貴社がArduino互換機にはロゴが入ってるのでしょうか?入っていないのでしょうか?
    入っているのであれば商標権の侵害ではないのでしょうか?
    そこを明確にすれば良いのではないでしょうか

  2. 金本様

    コメントありがとうございます。

    質問に答える前に、先日、金本様のツィッターでのツィートで感じたのは、私に対してのメッセージなのか、他のギャラリーに対してのコメントなのかよくわからなかったことです。ツィッター関連の書籍(ツイッター 140文字が世界を変える/コグレマサト+いしたにまさき著)をさらさらと読んでみたら、それがツィッターの距離感と書かれていました。

    さて、今回の投稿への金本様のコメントですが、ツィッターと同じような距離感が感じられました。それが時代なんでしょうかね。わたくしは、古い人間なもので、どうしてもハッキリと対峙したいところですが、どうにも・・・、当事者は誰なのかと疑問に思ってしまいます。

    とはいえ、コメントに素直に答えますと、ロゴは入っていません。というか、それが前提でなければ、これまでの話が通じないでしょう。

    実は、今朝、スイッチサイエンス社金本様に電話をかけました。海外出張とのことで、先のコメントの距離感もそれが原因なのかななどと思ってもみました。旅先のお忙しい中でのコメント、重ねて御礼申し上げます。明日には帰国しているとのことでしたが、スイッチサイエンス社には来ないだろうというので、「電話番号などうかがえないですよね」と問いかけてみましたが、電話に出た方も、「私も知らないんですよ」ということでした。その方のアドバイスは「メールやツィッターでメッセージをいれてもらえれば」ということだったので、このように続けさせてもらうことにしました。

    電話を入れた理由は他でもありません、こちらから内容証明書を差し上げる予定だったからです。先に「電話をするなり、手紙を書いてみるなりするのが一般的な作法ではないでしょうか」と言わせてもらったこともあり、電話を入れさせていただいたのです。文書を何度か通じてよりも、電話で話した方が速いことが多いと思いますしね。しかし、なかなか電話では連絡を取れないということだったので、メッセージの意味も含めて内容証明書を送付されていただきました。そういったことだったので、内容はできるだけ柔らかく配慮させていただきました。是非ご覧ください。頃合いを見計らって、ブログでも紹介させていただく予定です。

    以上、取り急ぎ、コメントへのお答えまで。

    追伸、お答えと同様の内容で、新たに投稿させていただきました。公開書簡ということなので。

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