冥途のお客 /佐藤愛子 著

冥途のお客」を読みました。おもしろかったです。

題名が示すように、霊界関係の書籍です。この方のエッセイは若い自分によく読んだ覚えがあります。まさか、霊界関係のエッセイを書くようになるとは思いませんでした。関連書籍では他に「私の遺言」と「あの世の話」を読んでいます。いずれもおもしろい。霊界の話以前にやはり、プロの書き手ですから、読者を飽きさせません。ぐいぐいと引き込んでくれます。

一番のお薦めは「私の遺言」ですかね。これはアイヌ民族の問題も提示していますので、勉強になりました。佐藤愛子氏の著作「血脈」の上も持っているのですが、まだ読んでおりません。ものすごく分厚いので手がでないのが現状です。

紹介もかねて、後書きを以下に記します。参考になれば幸いです。

後書き

以上の話を真実とかんがえるか、妄想駄ボラと思うかは読者の自由です。私はただ実直に、何の誇張も交えず私の経験、見聞を伝えましたこれらの体験を書いて人を怖がらせたり興味を惹きたいと考えたのではありません

死はすべての終わりではない。無ではない。

肉体は滅びても魂は永遠に存在する。

そのことを「死ねば何もかも無に帰す」と思っている人たちにわかってもらいたいという気持ちだけです。三十年にわたって私が苦しみつつ学んだことを申し述べたい。ひとにそれが人の不信や嘲笑を買うことになろうとも。私にはそんな義務さえあるような気さえしているのです。

この世で我々は金銭の苦労や病苦、愛恋、別離、死の恐怖など、生きつづけるための欲望や執着に苦しみます。 しかし、それに耐えてうち勝つことがこの世に生まれてきた意味であること、その修行が死後の安楽に繋がることを胸に刻めば、「こわいもの」はなくなっていく。

それがやっと八十歳になってわかったのです。

この記述によって好奇心を刺激された人、この私を馬鹿にする人、色々いるでしょう。でもたつた一人でも、ここから何かのヒントを得る人がいてくだされば本望です。その一人の人を目指して私はこの本を上梓します。

以上、

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